ちょいワルオヤジの諸国漫遊記~第五回 2025年春 あの素晴らしい時をもう一度

大和川 一路

田主丸の先輩は今年80歳になる。私の知らない戦後10余年の世情を聞かせてくれる。
半藤一利さんの『昭和史戦後篇』に似た語り口で、おもしろおかしく話してくれる。
むかし姉様や村の女人たちが耳納から筑後川を越えて田植えの手伝いに行っていたそう。腰巻上げて横一列で田植えして、昭和の風景が浮かんでくる。
「先輩、それってGHQの農地解放で小作人がいなくなったということですか?」
九州を漫遊できるのも田主丸の先輩との出会いがあったから。先輩の趣味と興味に乗っかって東へ西へ、よくぞこんなに二人で遊び倒すことができたものだ。誘われたら断らない。
今度のお誘いは『あの素晴らしい歌をもう一度』、『別府ヒットパレードクラブ』。
天神でのコンサートと別府のクラブ、音楽二連荘の約束をした。(続きは以下のPDFをご覧ください)

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